やっと、「ご馳走」にありついたキタテハには申し訳なかったけど、パスト連写で9頭のオオムラサキが翅を広げたところを撮れるかなぁと、CASIOを構えて「ご馳走」めがけて石を投げてみました。
石はよいところに落ち、一斉に飛び立ったけど、撮影は失敗。
戻ってきた個の開翅を狙うも、どうしても「ご馳走」も写ってしまいます。
と、1頭が別の場所に止まってくれました。
一生懸命にストロー(口吻)をせわしなく動かしていました。
そんなに吸いたいなら、とちょっと悪戯心が働き、「お近づきの印に一献」とスポーツドリンクを差し上げてみたら、(かなり強引にストローのそばに近づけました)、受けてくれました。(左手でCOOLPIXを使って撮影)
日なたに連れ出したいと思い、ペットボトルの蓋に乗らないかなぁと脚に近づけたら、飛ばれてしまいました。そこで、今度は、「ご馳走」の隣にスポーツドリンクを置いてみました。
「ご馳走」よりスポーツドリンクを選んだのは、この1頭だけ、でした。
その1頭も、スポーツドリンクには すぐに飽きてしまったみたいでした。
一献差し上げた個とこの個は、翅の傷み具合からみて別の個体のようなので、この2頭が「変な人工物」を飲まされて、お腹の調子でも悪くしないよう祈ります。(って、悪戯しておいて勝手な言い分ですが)
1リットル用意しておいた飲み物が、全行程の1/3も行かないこの場所までで かなり減ってしまったので、熱中症予防のため、先に進むことはやめて引き返すことにしました。途中、土の上にきれいなオオムラサキがいる、と思ってよく見たら、前翅が1枚あっただけでした。合掌
ナナフシ君、道の真ん中にいたら踏んづけられちゃうよ!
次回は、オオムラサキセンターでの出会いです。