初夏の陽気、ということで、避暑を兼ねて、オオルリのさえずりを楽しめる林道を歩いてきました。
家を出るのが遅くなったので、ミヤマセセリのポイントに到着したのは、すでにお昼。
ミヤマセセリは1頭だけ飛んでいましたが、「トラフもここに出たよ」という方と静止を待っていたのに、少しも遊んでくれず、姿を消してしまいました。
トラフを待ちたい気持ちもありましたが、とりあえず、先に進んでみました。
ウラギンシジミのオス♂が現れてくれました。(2013 初撮り トリミング)
次はツマキチョウのメス♀が遊んでくれました。(開翅シーンは遠くだったので、やや近くでの静止シーンです)
いくら沢沿いの涼しい道でも、さすがに陽気がよすぎた日の午後なので、あまり蝶と会えません。
普段よりも、もっと奥の方まで、どんどん歩が進みました。
ん?!ミヤマセセリのような黒っぽさ&大きさの、でもちょっと飛び方が違うかな?の蝶が道の先の方で止まりました。すると、見慣れたブルーのシジミとは違うブルーが!!
おぉ、トラフシジミです。
この1枚だけ、ノートリミングです。
近寄らせてはくれず、この3枚しか撮れませんでしたが、存在感のある美しいブルーを拝ませてくれました。
元気が出てきたので、もう少し歩いてみました。が、どうも、蝶には会えそうもない感じなので、引き返すことに。もう、今日は誰とも会えないかな、ととぼとぼ歩いていたら、スギタニルリシジミではなく、ルリシジミが現れてくれました。(YODAさん、同定間違いを教えてくださり、ありがとうございます)
パスト連写しようと設定を確認していたら、消えちゃいました。
前回、撮らせてもらえなかったアカタテハ、今回もその場所ではかなり翻弄されましたが、少し離れた所でやっとモデルになってくれる個が現れました。(2013 初撮り)
ミヤマセセリのポイントは、すでに日陰になってしまっていたので、アカタテハが最後かな、と思っていたら、その場を離れると、小さな小さなスギタニルリシジミがいました。飛んでもすぐに近くに止まるので、パスト連写でまずは静止を撮影 (設定はすべてオート この時は日陰にいました)
次に飛翔を狙って、表翅が写った2枚 (このときは日向。オートでも午後4時ちょっと前の陽射しは赤っぽいですね)
きっと、これはメス♀なんだろうなぁ、と思いつつ、フィールドガイドで確認しようとしたら、そもそも、ルリシジミなのか、スギタニルリシジミなのか、のところで混乱してしまいました。でも、写真では、飛び方や蝶の雰囲気まではわからないので、実物と会ってきた私にとっては、スギタニルリシジミだ、ってことで(^^;)
(YODAさん、開翅を撮らせてくれたのはスギタニルリシジミ、との同定、ありがとうございます)